ホルンの練習が本格的になってきて、厄介なのが、音程を操作するロータリーバルブを左手で操作すること。
トランペットもトロンボーンもユーホニュームも・・・・・金管楽器は全て右手でピストンを操作したりスライドしたりしている。
ギターだってバイオリンだってチェロだって琴だって弦を弾いたり、擦ったりするのは(音程を操作するのは左かな)のは右手だ。
ピアノのような鍵盤楽器は両手を使うけど主旋律は右手を使うことが多い。
フルートやリコーダーやクラリネットや尺八やオカリナは両手の指を使うけど、左手だけで音を操作する(正確には穴を塞いだりということもある)のはホルンだけでは無いだろうか?
では、ホルンは左きき?
そもそもホルンは馬に乗って後続者に合図をおくるために使われた、ということは右手は馬を操るためにふさがっていて、ホルンのご先祖は左手に持たれた。
と言うことは右利きのためにデザインされた。
その後、楽器として使われるが、バルブの無い時代、音程の細かい操作は楽器のベルに入れた右手で穴を塞いだり開放したりして行った。
この時までは右利きだったことになる。
どうやらその演奏姿勢で、ロータリーバルブが付いたので、今の左手操作となったと想像できる。
ではなぜその時他の楽器のように右手で操作するように改良されなかったか・・・・・たぶん、同時にバルブのない楽器と並んで使われるとき、ベルの向きが不ぞろいになる、と言うことではなかったのだろうか。
自由に動かない左手を見ながらそんなことを考えている。
2 件のコメント:
へぇ~そうなんですか。知りませんでした。演奏する時、右手は何をしているんですか?
先日、新聞に「ホルンの管を真っ直ぐに伸ばしたら何メートルあるのですか」という質問が出ていましたが、私も質問です。何㍍になるのですか?
トランペット、トロンボーンなどは朝顔型の音が出る部分が聴く人側に向いてついていますが、ホルンだけは逆ですよね。
ホルンって、金管楽器のなかでは特殊な楽器なんですね。
あ~、怖い質問。
実は右手も楽器を支える以外に、手で蓋をして、ミュートのような役割をすることがあります・・・でもあくまで音程は左のバルブ。
スイスの山の上でポッポポ~とやってるのが同じ長さかな??3メートルちょい??勉強しておきます。
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