2012年5月12日土曜日

町から人が消えていく

4月1日現在、只見町の人口が4,787人になりました。
2年前が4,969人でしたから、この2年間で182人が減じた計算になります。

只見中学と只見高校を合わせた今年の新入生の合計が71人ですから、この182人という数字がいかに大きいかが伺えます。

私は、毘沙沢という離村集落に身を置いているからか、人口減少に敏感です。人が居なくなる、消えた後の集落の寂しさが・・・もっとも、本当の意味での当事者ではないのですが・・感じるのです。

町の人達がこの問題に真正面から取り組まないのは何故か。
それは、問題があまりにも難しく、一町村では解決できないと、あきらめているからでしょう。
悲しいことですが、これが今の日本の中山間地域の現実です。

人口構成から考えて、10年後には4,000人を大きく割り込むのでしょうか?
そうなれば町ではなく村の景色と変わるでしょう。

毘沙沢はここ数日寒い日が続きます。
そうした中で、現在4脚の椅子の製作が進んでいます。ありがたいことです。

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