娘が日大の学生の時、文化祭で、カメムシ研究会の研究を見て、カメムシは可愛いなどと思った記憶がある。
そのカメムシが昨年の秋大発生し、その越冬先である我が家は現在カメムシに悩まされている。
カメムシは、秋には軒の隙間を見つけて家の中に忍び込む天才。
そして、春には明かりを目指して、野山の緑を夢見て窓に殺到する。
ガラス窓に殺到する。
ガラス窓が会津に出現する前、クサムシは家の中から外の光を目指して飛び出せばよかった。
でも今は、ガラスに阻まれ・・・そこに悲劇が起きる。
今までで一番良くできたカメムシ捕獲道具 |
カメムシにしてみれば、新たな環境に対応できないだけなのだが。
そんな同じ季節に、山には桜が咲き、野にはカタクリが群がっています。
クサムシの入らない家を作ればよいのだけれど、そうしたら越冬の場を失うのでは?
いずれにしても、茅葺家屋とクサムシの良い関係は、窓ガラスの出現で、永い歴史を閉じる、そんなことをここ数日考えている。
今日の毘沙沢の山桜 |
林道のカタクリ |
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