雪村の原画 |
その、雪村の1枚の原画を携えて、大阪からわざわざ只見小学校へ授業(昨年に続き2回目)にお出でになった、髙橋範子さんと橋本さん。
昨日の授業を終えて、今日、毘沙沢にも来て頂きました。
毘沙沢のこの家に残された古い文字と絵を見て頂きました |
人の縁は不思議です。
日本設計で共に仕事をしていた尾崎さん、今は、美術館、博物館などの展示のデザイン設計が仕事・・・その尾崎さんを介した縁でした。
小学校での授業の様子、少し垣間見ました。
最近の子供たちは、硯を知らない。習字は墨汁を使っている。
これをまず変えなくては・・・と、硯を携えての授業だったようです。
子供たちの作品 |
持参の硯 |
そして、和紙に筆で絵を描く。
描かれた絵(全学年・パラパラとですが)を見せて頂きました。
個性が出ています。
そして、それぞれがアートに成っていた。
髙橋さんは、只見町の自然がとても気に入ったと話されます。
雪村の水墨画と奥会津の山並みを重ねているようにも見えました。
冬にも来たい。来年もまた水墨画の授業を通して、成長する只見の子供達と交流することを楽しみにしている様子でした。
今晩、福島空港から大阪に戻りました。
飛行機とタクシーで毘沙沢に来ていただいたお客さまは初めてです。
来年もお会いしたいですね。
2 件のコメント:
教室で絵を書くこともあって、これは伸ばしたい!と思う絵をいくどか目にしています。それで、只見の子どもの絵のセンスを伸ばしたいと切にねがい、美術に関係ある方々にお会いできるといつもこれを話題にしてきました。できれば指導していただける方に定住していただき、ここの生活から生まれるセンスを自ら感じていただきたいと願いますが、それは無理かしらん。学校は、授業としてなら認めるという立場ですしね。
潤子さんのそうした子供達との活動、発言が少しづつ町を変えていくのだと思います。
今回の高橋さんも、きっと只見の子供達に大きく影響していくんだろうと思いました。
子供の少ない只見町で、子供と接する仕事・・ピアノも英会話も墨絵も羨ましい。
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