古代織の一種などと言うように実にロマンチックなのですが、実はなかなかその製作現場を見ることが出来ない。
新潟県村上市山熊田の「さんぽく生業(なりわい)の里」に出掛けてみました。
毘沙沢から片道230キロほどの、山形県に近い本当に山のまた山の奥の20軒ほどの集落の中に有りました。
糸の製作過程を丁寧に説明頂きました |
帯の織の最中 |
私もシナの木の皮は取り出したことがありましたが、その製作過程は私が経験したものとはだいぶ違っていました。
糸の作り方は単純で、ただただ丁寧に細く裂いて繋げて撚るだけなのですが、自然の素材はアケビでも山ぶどうでもヒロロでもマタタビも皆同じですが、下準備(素材作り)の過程が実は大変なのですね。
素朴なシナ皮を何とか、家具と組み合わせて使ってみたいと考えています。
それにしても、山熊田は、素朴な日本の原風景・山間地そのものでした・・・毘沙沢から見ても大いに脅威・・・・すばらしく山の奥。
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