先日の布沢の森の音楽発表会に、針生の岡村健さんご夫妻がいらしてくれた。
開口一番「芳賀沼整さんすごいね」。
彦坂、五十嵐、芳賀沼3人で書いた「3・11万葉集 復活の塔」のことである。
岡村さんはこの本に感動して、週刊金曜日に「光を放つ行動とことば」を書いている。
私は、芳賀沼整さんとはだいぶ昔に、知人を通じて知り合い、親しくしていた。しかし最近は風の便りにしか聴こえてこなかったので、どうしているかと・・・・。
そういえば年賀状で「木造 仮設住宅群」と言う本を出版したと、知らせてきていたのを思い出した。
そして今回「3・11万葉集 復活の塔」を読んで、全く、神はしゃれたことをするものだと思った。災害はちゃんと必要な人を巻き込むことも忘れていないのだと・・・・・・。
会津田島の設計事務所「はりゅうウッドスタジオ」をフルに動かしながら、自らは、遭遇した被災地を離れようとしない生き方を見ていると、その風貌からか、西郷隆盛はこんな人だったのではないか・・・と、なにやら飛び離れた連想をして心が熱くなってしまった。
そして、知り合いにこうした人が居たことを嬉しく思っている。
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