山の中に暮らして10年、自然の恵みをいただきながら、一方都会の、世界の文化を感じながら木々に囲まれて過ごす生活。
木材を加工して生計を立てている、その生活の基盤を都会に求めるという意味でもかつての木地師に近い。
秋の優しい日差しの中で、小豆のさやから赤く輝いた実を弾き出す作業、これもかつての木地の今の時期の仕事・・・でしょう。
日差しの穏やかな薪に陣取ったカマキリも、きっとかつての木地の仮小屋でじっと最後の時を待っていたのでしょう。
なにやらロマンチックな秋の山里であります。
奥会津の山里での、四季折々の暮らし、工房毘沙沢の仕事、建築・古民家、毘沙沢の自然、趣味の音楽・ホルン、ふるさと交流都市・柏のこと等を気の向くままに綴ってみたいと思います。