2011年8月14日日曜日
自然の姿
7月29日の豪雨災害以来、始めて只見地区へ出かけました。
「叶屋」‘こだわりフランス料理店‘の伊豆さんご夫婦にお会いする為に、そして美味しい食事が実は目的。
叶津川と只見川の合流点に位置する伊豆さんのお店は、一段高台であったお陰で無事でしたが、目の前が只見川・・・・現実とは思えない出来事・・と当時を振り返っていました。
今回の豪雨は24時間の降水量最大値が523.5ミリと報道されています。
一気に空から水が落ちてきた・・・川の様子を見て納得します。
川底はきれいにさらわれて、白くきれいな岩盤、洗われた石と砂が川を覆っています。
大木が、根こそぎ裸で横たわっています。
人工物が壊されて太古の川に戻っています。
自然が自然の姿を取り戻している。そんな印象を受けました。
帰り際、ブナセンターに寄って晶子さんと恵美子さんにお会いし展示物をあらためて見せて頂きました。
水に漬かったサンマートは営業を再開し、多くの客でにぎわっていました。
復旧は少しずつ進んでいます。
しかし、人の力、人間の営みとは大自然の前では実に小さなものだと改めて実感します。
大水に洗われた現在の只見の川は、実に生き生きしているように私の眼に映りました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
今更ながら自然の力の大きさを感じますね。我々はもう少し謙虚にならねばなるまいね
自然を畏れ、寄り添って生きていくことを少し学ばないと、この繁栄は長続きしないような気がします。
コメントを投稿