廃村に住む事による価値は、都会では考えられないほどに地球の一部を独占できるということである。
私の場合は、林道の手前1.5キロほどからこちらはほとんど我が領域という感じ。
もちろん所有権など持っている訳でもないし、お隣のIさんだって居るのだけれど、それでもそのぐらい気持ちは大きくなるのだ。
我が林道は冬に向かって日に日に変化して美しい。これで雪でも降れば完全に独占。
そのぐらいの気持ちでいないと、住んでいられない。これが現実。
奥会津の山里での、四季折々の暮らし、工房毘沙沢の仕事、建築・古民家、毘沙沢の自然、趣味の音楽・ホルン、ふるさと交流都市・柏のこと等を気の向くままに綴ってみたいと思います。