2017年9月16日土曜日

3.11仮設住宅の活用

地元の事業者が、地元の設計者が、地元の大工や職人が、地元材を使い、3.11仮設住宅を解体移設し、地元で働く若者のための住宅を、只見町の協力を頂いて進めるプロジェクトが今この町で動いています。
計画平面

既製品(ハウスメーカー)の住宅を、町の外から運んで組み立てることの多くなった今、地元主体のこうした試みに注目し、毘沙沢(企画・設計監修)も協力しています。
地元地元と騒ぎたいわけではありませんが、こうした活動に光を当てることも大切でしょう。

しかしながら今回は、それ以上に木造(ログハウス)仮設住宅の活用に大きな意味を見出しています。当初より再利用されることを考えて建設されたことの素晴らしさ、でも、再利用はそう簡単ではありません。

福島県も力を入れています。
その、難しい移設再活用の良い実例の一つが、只見町で実現出来れば評価に与えします。
はりゅうウッドスタジオがまとめた記録

2011年7月の仮設住宅建設時
同タイプを今回移設活用します

エコロジカルな試みに加えて、只見川との景観に成功したら「只見町エコパーク賞」かな。

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