2017年3月27日月曜日

景観

ロンドンからブリストルまでの途中もそうでしたが、この国は丘陵地、丘の連なりで出来ているらしい。
日本と違い、高い山で阻まれることが無いので、道は縦横に走り、多くが牧草地で、集落はほど良く点在している。
穏やかな丘の連続

自然を好む国民性からか、郊外に住むことを選び、多くの人が郊外の住宅地に暮らしている。
老後はさらに大都市を離れて田舎に移り住むことを希望する人が多いようで、田舎の村もきれいに保たれていたりする。

ブリストルは、観光地として有名なコッツウオルズ地域の南の端に位置する。
そんなことで、ほとんどが管理された公園のような環境で、自然が豊かといっても日本・只見町のような大自然に隣接するような環境ではない。
住宅地には車が溢れている

オープンスペースと住宅

何らかの基準が厳しく規制しているのか、住宅の外壁、屋根などは自然素材で統一され、街区は車の走る道路と同じくらいの量で人の歩くための緑道(フットパスなど)が整備され、広々とした公園などとつながっている。
住宅地を縫って何処までもつづく緑道

住宅地は全体に、整備された公園のような環境を、車社会となった今も、いや車社会だからこそかな、維持している。
そして住宅に、いわゆる新建材、ビニールクロスなどが未だに使われていないのにも感心する。

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